8月9日から、家内と二人で、立山黒部にいってきました。
大宮から新幹線で長野まで。長野から扇沢までバスで。
扇沢(1433m)から黒部ダム(1470m)まで関電トンネルトロリーバスで。
トロリーバスを降りて、地下トンネルの階段を上がると、黒部ダムが見えてきました。
展望台で、私たちと同じ中年の二人連れの方から、写真を撮って欲しいと頼まれました。
ついでに・・・と、私たちの写真も撮ってください!と頼みました。
幼い頃から、土木関係の仕事をしてみたいと思っていた自分にとっては、このダムは、今まで見に来ていないのがおかしいほど、とても興味があり、楽しみにしていたので、やっと来たか!という思いでした。
どうして土木を選ばないで、建築の仕事に就いたかというと、
大学受験の時に、ダムの仕事につくと、「一生山にこもって、結婚も出来ないかもわからないよ。」と友人から冗談ぽく言われ、「それは困る。ビルを造る仕事にしよう。」と思い、建築を選んだと記憶しています。
現在ビルではなく、住宅をつくっていることに、人生には色々な転機があるのだと考えさせられました。
ダムの上を15分程度歩き、そこから黒部平(1828m)まで、黒部ケーブルカーに乗りました。
ケーブルカーを降り、今度は立山ロープウェーで大観峰(2316m)まで。
途中、黒部湖が見えたり、谷間には雪が残っていたりと、すばらしい眺めでした。
大観峰から、立山をくりぬいた立山トンネルを、またまたトロリーバスで室堂ターミナル(1450m)までたどり着きました。
自宅を朝8時に出発して、ターミナルに直結しているホテル立山に着いたのが午後3時少し過ぎていました。
よく乗り物にものり
よく歩きました。
朝は台風が近づいていて傘をさして、自宅を出たのですが、室堂は晴天でした。
立山の山々には、少し雪が残っていて、
澄み切った空気とすばらしい景色で私たちを迎えてくれました。
ホテル立山。遠くに見える雲の下が富山。