12月23日・明後日、
我が家の2階の茶室開きを行います。
この水彩画は田中仙樵作の『手長蝦(てながえび)』です。
(↑、拡大します)
田中仙樵(せんしょう)をリサーチします。
大日本茶道学会の創設者です。
- 本名:田中 鼎(タナカ カナエ)
別名:号=三徳庵,宗鼎,仁山,玄妙斎,知水亭
経歴:福知山出身、16歳の時京都に出て、
18歳の時、裏千家前田瑞雲の内弟子に入った。
明治31年高台寺玉雲院に住み、大日本茶道学会を設立、
「茶道学誌」を発刊、茶道の近代化を提唱した。
34年上京し明治法律学校に入学。
42年大日本茶道学会本部を東京に移し、
大正4年渋谷祥雲寺で第1回講習会を開いて流儀の超越、
家元制度の不要を説いた。
宗鼎、三徳庵、仁山、玄妙斎、知水亭など号を変え、
煎茶、南画(長田雲堂に学ぶ・大正11年没)、
能、篆刻にも通じ、奇術もよくした。
四谷左門町に長く住んで多くの門弟を育てた。
著書に「田中仙樵全集」(全8巻)がある。
後からの号が入っていないので、
号を変える前の作品ではないかと思います。
茶室を新しく造ったお祝いに、
大日本茶道学会創設者の仙樵先生作の南画を
家内にプレゼントしました。
(↑、拡大します)
この和室8帖は26年前に造った1階茶室です。
この部屋は、
後から高気密高断熱リホームをしました。
そうそう、『手長蝦』は、
背中が曲るまで長生きしそうなイメージがあり、
家内の健康、そして長寿を祈念して贈りました。
家内 「ヨキに計らえ♪」
(>_<)
凡事徹底 毎日 想いをつれづれに 書き続けております